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What's 'IM'?―コレマデ ト コレカラ ―MESSAGE - 2004.05.22 |
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「まずはネット上で『IM』を復活させよう。そしてそこから『IM』復刊の足がかりを築いていこう。」 そう決めてからはもう電車道。ネットの勉強を一から始め、3月からは簡単ながらも自力でページが作れるようになった。 そして7月、遂に『identity market on WEB』の復活を宣言するに至った。 この文章は5/22に開催したアンビエント・イベント「SynSekai-2004spring-」にて出した声明。 いくらオレ主催のイベントとはいえ、“気持ちいい”がテーマの「SynSekai」に『IM』は場違い。そこで、小さなご休憩スペースに置いた『IM』のバックナンバーファイルに、この文章を挟み込んでおいたのだ。(気付いた人は少なかっただろうけど・・・) 01年11月の『IM』休刊以来、心の中でからまった糸を解きほぐすかの如く少しづつ、休刊と復刊について書いてきた。 それから2年半、最後まで書けなかった事を、この日、書いた。 休刊のトラウマに、遂に、終止符を打つことが出来たのである。<2004.7.4記> |
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このページを開いてくれてありがとうございます。 IM33号を世に出して1年。発行日を約束したにもかかわらず、この34号は未だ実在していません。 ごめんなさい。 * 1996年7月創刊のIMは、2001年11月の32号を最後に休刊しました。その理由は復刊準備号として出した33号のP3(「ごめんなさい。そして、ありがとう。そして願わくば、よろしく。」)で書いている通りです。 しかし、ここに書けなかった理由がもうひとつあります。それはスタッフを巻き込むのが恐くなったということです。 IMは創刊以来、多くのスタッフの協力によって編集・発行を続けてきました。IMに情熱を持つ若い連中を集め、何かのプラスになればとスタッフに引き入れ、活動を続けてきました。 しかし近年、情勢の変化により、こういった活動に対する社会の視線は険しくなりました。 またIMも、反戦平和をはじめ、社会を問う姿勢を強めざるを得なくなりました。 イラク派兵やアメリカの戦争に多くの人が賛成している現在は、反戦を訴えるだけでもマイナスの社会評価を下されかねない状況です。 33号を配布する際、私は、今後のIMは基本スタイルは変えないものの反戦平和を最大のテーマにしていくが配布を続けてよいかと各配布店に尋ねました。結果、IMは配布店の8割を失いました。店を構える立場として賛否両論分かれるものは置けないというわけです。実際、identity marketもIM33号を出した途端、実業たる印刷の取引先を随分失いました。 配布を断られるということは、IMに関わったスタッフが就職する時も断られる可能性があるということです。IM代表の私はフリーの身だし、イザという時に使える社会経験もクソ度胸もあります。しかしIMが抱えていた若いスタッフは、これから社会に出ていこうという連中。当人達はスタッフを続けたいと言ってくれたものの、彼等がこれから被るであろう社会的不利益に耐えられるかといえば、難しいだろうと判断せざるを得ませんでした。 IMは私ひとりでは到底作れません。数人のスタッフと多くの協力者が必要です。 いま私は、スタッフ探しをしています。IMに関わる社会的不利益に耐えられる人、自力で生活していくことが出来る人を探しています。(それ以前に私自身の生活が最近危ういのですが・・・) すぐに見つかるとは思いません。ホームページやイベント活動によって、地道に仲間を探していこうと考えています。 IM34号はいつか発行します。いつになるか分かりませんが、熊本で発行できるか分かりませんが、いつか必ず発行します。 それまでは私ひとりでも運営できるホームページ『identity market on WEB』(http://www.wms.jp/~im/)を中心に活動していきます。 また『裏凡identity market』という携帯対応の日記サイトも作っていますので、暇な時にでも覗いて頂ければ光栄です。 もちろんIMやイベントについての情報もここで発表していきます。 また、当分はWEBのみの掲載になりますが、原稿は今でも募集しております。 テーマは「神/人間(Part2)」。原稿をお寄せ頂ければ光栄です。 * 私主催のイベントとはいえ、テーマにそぐわぬことを書いてしまい、申し訳ありませんでした。 ただ、やはり私は今でもフリーペーパー『IM...identity market』代表であることに変わりはなく、いかなる場においても、そこから逃げたくないのです。 ご理解頂ければ光栄です。 今後ともよろしくお願い申し上げます。 2004.5.22 identity market代表:宮原春萌 <2004.5.22-23 イベント『SynSekai -2004 Spring-』にて展示、2004.6.11一部加筆修正> |
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