風邪はまだ治ってないが、脳ミソはようやく動かせるようになってきた。

2003年も今日で最後。
今年は精神的にしんどい年だった。

アメリカのイラク侵略から日本の参戦まで、失望させられた事件が多かった。
さらに多くの国民がこれらの事件を受け入れたこと。受け入れるどころか条件付きで賛成に回る人さえ少なくなかったこと。このことには激しくショックを受けた。（正直まだ立ち直ってない・・・）

そして、オレはこれらの事件に対し何も出来ないに等しかった。
いや、「出来ない」ではなく「しない」に等しかった。
自身の信念と世論との間に広がる巨大な溝を前に、ただただ立ち尽くすばかりだった。
無策を恥じる日々。自信と野心に生きてきたオレにとって、これほどしんどい時は今まで無かった。

初めて歳を実感した1年でもあった。
去年まではどんなに若いヤツとでも共になることが出来た。少なくともそう思っていた。
だが今年のアタマあたりからだったか、自ずから距離を置くようになっていった。
若いヤツらのことが理解出来ないわけじゃない。
ただ、こちらから若いヤツに近づけなくなった。ブレーキをかけてしまうようになった。
原因は分からない。
これからも続くのかどうかも分からない。
ただ、「若いヤツ」と「オレ」がオレの意識の中でイコールになることは二度とない。そう予感する。
“人類みな兄弟”・・・だが、「兄」と「弟」の歳は違う・・・そういうことだ。

オレも来年は35才。30代を折り返す。
次のステージへの一歩を踏み出すトシにせんと決意する。

＊

これから初詣行ってきます。
7月から始めたこの日記、今月に入って筆が滞ってしまいましたが、新年からはサボらず書いていきたいと思ってます。
来年もご愛読頂ければ光栄です。
では、よいお年を！

しばらく日記を中断させて頂いてます。
実はひどい風邪を引いてしまって、それがずっと治らないのです。
体が思い通りに動かない。頭も回らない。ちょっとでも動くと呼吸もしんどい。
熱、頭痛、咳、痰、鼻水。
普通の風邪なんだろうけど、こんなひどいのは34年の人生で初めてだ。

自分で言うのもナンだが、普段のオレは極めて健康だ。
入院などもちろんしたことないし、健康診断にもひっかからない。
丈夫に産んでくれてオフクロオヤジアリガトウだ。

だがこーゆー人間は健康に関しては苦労知らずなワケだから、
ひとたび体調を崩すとヒジョーに打たれ弱いのだ。
病に犯されながらも立派な仕事をしている人はたくさんいる。
ネットで闘病日記を書き綴っている人もたくさんいる。
だが、オレには出来ない。やろうにも頭が全く回らない。

「経験」積めば出来るようになるのかな？
それとも努力して突き破らないといけない壁なのかな？

え？仕事？
やらなきゃいかんことは死んでもやる。フリー仕事の宿命でやんす。
ほとんどの仕事はスタッフにまかせっきりだけどね。
信頼出来るスタッフがいてほんとうに良かったと、つくづく実感。

日本の参戦に反対します。

国際貢献とアメリカへの貢献。
あなたはどちらが大切だと思いますか？