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What's 'IM'?―コレマデ ト コレカラ ―IM33 巻頭ごあいさつ |
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03年6月1日。1年半の休刊を経て、遂に新しい『IM』が発行された。 わずか16ページ。一般原稿の掲載はたったの4本。自社以外の広告は一切なし。そして昨年編集した部分を除き、編集製作から配布まで全てオレひとりで行った、異例づくめの33号。そうした理由は極めて単純。今まで予告通りに発行できなかった落し前。そして、新しい『IM』を世に問うご挨拶。それだけに集中したかったということだ。 この文章はそんな33号の表紙ウラ、巻頭ページに掲載された。オレ流の復刊のご挨拶、あるいは復刊宣言である。表紙とこの表紙ウラであからさまに打ち出された反戦・反ブッシュ。新しい『IM』は「モットシュチョウシヨウ!モットコミュニケイトシヨウ!」に留まらず、反戦平和に向けて積極的に発言していという姿勢の表明だ。 そして正面を見据える面構え。表紙のブッシュ大統領に背を向けると同時に、読者すなわち民衆にすら容赦なく厳しい視線を送っていこうという決意。また、裏方に回るのではなく、自ら先頭に立って発言していこうという決意の表明でもある。ズレていようが嫌われようが構わない。これからオレは新しい『IM』ををこの道に進めて行く。「ラブ&ピース」の落し穴で会得した覚悟は、ますます強固になっていった。<2004.6.30 記> |
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(テキスト版) 2003年3月。 アメリカがイラクを侵略した。 反米の国家を抹殺するために、 油田の利権を獲得するために、 来年の選挙で勝利するために、 もはや「戦争」という言葉が当てはまらない程の圧倒的な武力によって、 アメリカはイラクを侵略した。 イラクの民の声を無視するフセイン政権が倒されて、 世界の民の声を無視するブッシュ政権が勝ち誇る。 どこが正義なんだい? どこが民主主義なんだい? 独裁国家が独裁国家を追い出しただけじゃねぇか! そのために何人の人間が死んだんだい? これじゃ大戦の時代と何にも変わらねぇじゃねぇか! いや、今度の独裁国家は資金も兵器も強大だ。 核兵器だって余るほど持っている。 先制攻撃だって辞さない。 言論統制だって辞さない。 スパイ衛星で全世界の行動を監視して、 エシュロンで全世界の情報を監視する。 そして、 自国民の圧倒的な支持を得ている。 2003年3月。 この侵略に、世界の多くの国が反対した。 この侵略に、世界の幾つかの国が賛成した。 そして日本も賛成した。 (そういえば、昔この国はヒトラーやムッソリーニと同盟組んでたんだっけ) * 2003年5月。 なおも続く侵略を、世界の全ての国が黙認している。 理解できねぇ。 オレには全く理解できねぇ。 みんな解ったっていうんかい? これが平和だっていうんかい? 全然、理解できねぇ。 * アタマ悪くてゴメンけど、 モノ解り悪くてゴメンけど、 またIM始めるよ。 オレなりに平和を考え、平和を目指して動いてみるよ。 一から体制立て直すんで本格始動は来年からになるけど、 ボチボチ始めていくんで応援協力愛読よろしくデス。 2003.5.19. 宮原春萌(identity market代表) <『IM...identity market 33』(2003.6.1.発行)より転載> |
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