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水いじり

写真集

写真は素人につき、クオリティは期待しないでください。そのぶん文章で頑張っている・・・つもりデス。

<2009.4.12更新>

ハヤ7年
 オイカワ、タカハヤ、ウグイなどとともに「ハヤ(鮠)」と一緒くたに呼ばれているカワムツ。採ってきたのが2002年夏〔※1〕なので、この夏飼育7年になる。その間「カワムツ」と「ヌマムツ」に和名が分けられ、更にオイカワ属から新設のカワムツ属に移され、学名も Zacco temminckii から Nipponocypris temminckii に・・・・・・そんな人間界の騒動など露知らず、こんな狭い水槽の中に在っても己の気位を保ち、そして命を全うする。私もかくありたいとまで思わせる連中である。
 採取当初は約10匹。同年秋にタカハヤ、2005年春には他の水槽にいたオイカワも加わり、ハヤ3種混泳の超過密状態に。採取4年でオイカワ、5~6年でタカハヤが死去するも、カワムツ〔※2〕は事故(飛び出し、停電)以外では1匹も死ぬことなく、2008年を迎えてもなお7匹健在という強健ぶりを示していた。だが飼育6年前後から衰えはじめ、ポツリポツリと4匹死亡。7才〔※3〕を前に残るはあと3匹。厳しい夏を乗り切れるか心配だが、なんとか頑張って欲しいと願っている。
 以前から紹介したいと思っていたのだが、動きが早過ぎ撮れども撮れどもピンボケばかり。しかしようやくチャンス到来!水槽交換のトラブルに乗じ、交換直後の戸惑っていることろをパチリ。ようやくマトモな写真が撮れ、満を持しての当コーナー初登場と相成った。写りが悪いが過去の写真もついでに掲載。
  左上:09年3月。ウチに来て6年半にして初めて水槽から出され、新水槽に移動。戸惑うのも当然だ。
  右上:07年2月。過密状態にもめげず器用に泳ぎ回るカワムツ達。当時はまだ8匹いた。
  左中:07年2月。オイカワ(画面右下)は一番弱く、飼育4年弱で既に3匹死亡。残る3匹も夏までに亡くなった。〔※4〕
  右中:07年2月。タカハヤ(画面中央)は意外に丈夫で、飼育4年半のこの時点では採取5匹全て健在だった。
  左下:04年2月頃。飼育1年半の時点では成長にこれほどのバラツキがあった。
  右下:02年12月頃。飼育数ヶ月。全長はまだ水温計(11cm)の半分程度。この年だけはヒーター有で冬を越した。

カワムツ-1 カワムツ(2007年3月) ハヤ3種(カワムツ、タカハヤ、オイカワ) タカハヤ(後方) カワムツ(2004年2月) カワムツ(2002年12月)

 左上の写真で右に映っている個体は、黒目が小さく濁りもある上ポップアイ(出目)と昔から目が不自由。だが写真を撮ると必ず入ってくるという目立ちたがり屋で、小さすぎて見分けがつかない右下を除けば、上の写真にも全て映っている。もちろん元気で今なお健在。魚も見かけによらない・・・こともあるのダ。<2009.4.12記>

〔※1〕今まで「2002年秋」と記憶しそれを前提に文章を書いていたが、某掲示板の過去ログを調べたところ、2003年に「昨年夏」と書いているのを発見。後年の記憶より翌年の記録の方が正しかろう。よってこれを機に訂正。ちなみに採取地は島根県西部。
〔※2〕カワムツかヌマムツか区別しかねるし、私にとってはどうでもいい違いでしかないので、ひとまず「カワムツ」と表記しておく。
〔※3〕採取した2002年の春に生まれたと考えて年齢を数えているが、下記サイトの「1年で2~7㎝」いう説明が正しいとすると、採取時に5cm前後だったコイツらは2001年生まれで今年8才という可能性も出てくる。
〔※4〕ただし一度も水槽から出していないカワムツとタカハヤに対し、オイカワのみ一度水槽を移しているというハンデあり。

【参考資料】
『水生生物センター』>淡水魚図鑑>「カワムツ」(2003-2009、大阪府、2009年3月24日更新版)

川那部浩哉、水野信彦著『山溪カラー名鑑 日本の淡水魚(3版)』(1989、山と渓谷社、2001年8月25日発行)



サカサナサカナ
 サカサナマズ(Synodontis nigriventris )はその名の通り上下逆さになって生活する魚。基本的に夜行性。普段は水草の裏側でじっとしており、泳ぐ時も逆さのまま。右下写真のように普通の姿勢になるのは底に落ちている餌を食べる時だけという徹底した「サカサ」ライフを送る。古代エジプトの壁画にも描かれているという古くから親しまれてきた熱帯魚であるが、近年の研究で引力や光に関係なく姿勢を保つことが明らかにされ、宇宙方面の研究者からも注目されている。
 生息地はアフリカのアマゾン:コンゴ川。アフリカのみに生息するシノドンティスと呼ばれる魚のひとつで、学術的にはナマズ目サカサナマズ科に属する。ただし約170種のサカサナマズ科のうち、本種のように常に逆さに泳ぐのはごく一部らしい。一見南米のコリドラスと似ているが、ウロコが無い、ヒゲが長く形状も複雑(左下写真参照)、目が大きい、体型も丸みを帯びない等、よく見るとかなり異なっている。またコリドラスより泳ぎが遥かに上手く、スピードも速い上、逆さになったままの水中ホバリングも器用にこなす。
 ウチにいる3匹は2003年春に購入したもの。その後体調を崩すこともなく5年半経った今も3匹全て健在と、丈夫さに関してはコリドラス並。全長は2匹が約7cm、1匹だけ約6cm弱とひと回り小さい。前述の通り昼間は水草の裏に張り付き動かないが、たまに場所を変えたり、仲間にちょっかいを出したりと、時々動くこともある。また粉末状の乾燥餌をスポイトで与えるとスポイトの先に寄ってくる等、愛嬌のある一面も見せる。
 なお、写真は昨年9月に撮影したものである。<2008.11.1記>

サカサナマズ-1 サカサナマズ-2 サカサナマズ-1(ヒゲアップ) サカサナマズ-3(餌探し)

【参考資料】
『奈良県立医科大学生物学教室』>研究内容紹介>研究内容>宇宙>サカサナマズ>『サカサナマズの研究』(2008、奈良県立医科大学、2006年10月26日更新版)

江島勝康著『世界のナマズ』(1999、マリン企画、2002年7月15日発行)

牧野信司、松井佳一著『標準原色図鑑全集/第17巻』(1970、保育社、1970年5月25日発行)



ゴッドマザー
 コリドラス・パレアトゥス(Corydoras paleatus )と学名で呼ばれている魚。コリドラスというのは南米に広く分布している小型のナマズ。やたら種類が多いためマニアも多く、野生の希少種は高値で取引。必然的に乱獲が起こり問題になっている魚でもある。そんなコリドラスの中にあって最も古くから知られ、アエネウスとともに最も安く売られ、そして最も丈夫なのがこのパレアトゥス。魚自体の魅力よりも珍しさや飼育難易度で評価したがる熱帯魚愛好家の間では軽んじられているが、センスの良い色合いにシャープかつ張りのある体型、そしてバランスのとれたヒゲやヒレ・・・・・・個人的には成長すると最も格好良く魅力的になるコリドラスだと思う。生息地はコリドラスの中で最も南のアルゼンチン・ブエノスアイレス周辺およびウルグアイ・・・・・・と、実は「熱帯魚」ではなく「温帯魚」だったりもする。繁殖が容易なため東南アジアやヨーロッパで養殖が盛んに行われており、もちろんウチのも養殖個体である。
 左の写真はウチの水槽の最古参。2002年の夏に買ったのでもう5年半以上飼っているパレアトゥス。2匹だけ買ったのだが幸い相性が良かったようで、半年足らずで産卵。その後間もなく濾過パイプに挟まってしまうという悲しい事故により父親は死去。稚魚の頃は10匹ほどいた子供も自然の摂理か虚弱な者から死んでいき、満5才を迎えたのは僅か2匹。だが母は強し。ダンナに死なれた時の落胆ぶりも今や遠い過去。見分けがつかないぐらい立派に育った2匹の我が子と、今も仲良く日々暮らしている。
 なお、写真は昨年9月の撮影である。<2008.3.2記>

パレアトゥス(母) パレアトゥス(母子)



続・ボルネオプレコ
 ウチで一番人気のボルネオプレコ。リクエストにお応えして再登場!今回は3匹全てご紹介。
 左上:縞タイプの個体。写真ではピンボケになってしまっているが、ピンク色の尾ビレがポイント。
 右上:同じく縞タイプ。こちらの方は尾が白い。3匹の中では一番立派な体格をしており、全長も5.5cm余りある。
 左下:水玉タイプ。写真では白く見えるかもしれないが尾は薄い水色。全長は5cm弱と一番小さいが、元気さでは負けていない。
 右下:写りは悪いが雌ヨシノボリとの貴重なツーショットにつき掲載。岩に張り付くのが好きな両種だが、このように接近しても見えていないが如く完全シカト。どちらも仲間に対してはちょっかいを出しまくる種だけに不思議である。

ボルネオプレコ(桃尾) ボルネオプレコ(白尾) ボルネオプレコ(班) ボルネオプレコとヨシノボリ

 前回紹介時はGoogleヒット数67件の憂き目を見ていたコヤツらも、その後3年半で少しは名前が売れてきたらしく、ヒット数も1,630件(2007年11月1日現在)まで上昇。んでもって、こんな紹介文も発見!

「ボルネオプレコって、ジャンルで言うと…ナゴミ系かな?顔がアホのコっぽくて、お鼻がブーで、性格も能天気なので、見てるだけで、リトルなシアワセを運んできてくれる、ステキなサカナなり。」
『La♪ギンマグロ!!』>ボルネオプレコのコト(2006、ワルモノ&まーコ、2007.11.1現在掲載版)[http://warumon.blog53.fc2.com/blog-entry-40.html]
  そう!まさにその通り。ヨシノボリのような賢そうな素振りはしないし、オトシンネグロのような落ち着きもない。だがハッピーなキャラでお客さんを和ませてしまうのは、コヤツらにしか出来ない芸当なのだ。ピースフルな魅力にヤラレる人が増えることは嬉しい限りである。
 なお周囲に合わせて色の濃さが変わるボルネオプレコだが、前回(このページの下から3番目)の写真は黒く写りすぎで、今回の写真が普段の色。ちなみに前回の写真で右に写っているのは今回の下2枚と同一個体デス。<2007.11.1記>



スクミリンゴガイ
 死んでカワニナに食べられるシーンのみで登場とはあまりの仕打ち。生前の姿も掲載しておこう。
 スクミリンゴガイ(学名 Pomacea canaliculata )はジャンボタニシ、アップルスネールの名でも知られる南米原産の外来種。80年代前半に食用目的で輸入され各地で養殖されたが、販売面で成功せず、放置されたものが野生化し現在に至っている。稲を食い荒らす害虫とされているが、無農薬稲作の雑草対策として活用している農家もあるという微妙な立場ゆえ、特定外来種の指定は受けていない。
 この貝の魅力は何といっても立派な巨体に似合わぬスピード。大きな殻を背負っていることを全く感じさせないスムースで直線的な動きは、アメフトのラインバッカーの如く。感動的ですらあった。だがカワニナなどとは比べ物にならない程の大食漢でもあり、たった1匹で水槽内の水草を全てたいらげてしまうなど、ウチでも「害虫」の片鱗も見せてくれた。
 ウチの個体は数年前に採ってきた卵が孵化して育ったもの。屋外のメダカ用プラ舟の傍に置いていたら、いつの間にか1匹だけ育っていた。今年の夏あたりから動きが鈍くなっていたのだが、10月14日、遂に永眠。カワニナ達にその身を捧げた。写真は今年の春先、元気に動き回っていた頃の雄姿である。<2007.10.26記>

【参考資料】
『九州沖縄農業研究センター』>トピックス;スクミリンゴガイ・『スクミリンゴガイのホームページ』(2007、九州沖縄農業研究センター、2007年10月26日掲載版)

カワニナ食事中 カワニナ食事後



川蜷賛(其ノ二)
 カワニナの凄さが分かるのは、何といっても死体処理のとき。魚が死ぬや否やサッと集まり、まず体液を吸い尽くしてしまう。体液が抜けて真っ白になった肉や皮もアッという間にたいらげて、最後は骨まで御完食。水槽で飼うような小魚ならば、ここまで僅か1、2日。腐らせるどころか油を浮かす間すら与えない。
 死んだ魚を食べるシーンはさすがにグロいので、死んだ貝を食べるシーンを載せておこう。巨大なスクミリンゴガイもカワニナにかかればご覧の通り。殻があるせいか少し時間がかかったが、それでも3日後には貝殻だけにしてしまった。カワニナ恐るべしである。
 なお「飼育が難しい」とされるカワニナであるが、ホタルの餌などという不純な目的で飼っているからそうなるのであって、実は大変丈夫で飼育も容易。夏には38℃にもなる屋外のプラ舟(当然濾過なし、エアレーションもなしだが水草が供給しまくっているので酸素は豊富)でも、メダカと一緒に平然と生きている。繁殖力も旺盛で、少なくとも千匹はいるであろうウチのカワニナは、3匹を除けば全て5年前に島根県で採ってきた7匹の子孫である。もっとも近親交配を続けてきたせいか、最近若くして死ぬ個体が増えてきた。そろそろ違う血を入れるべきかもしれない。<2007.10.26記>

カワニナ食事中 カワニナ食事後



川蜷賛(其ノ一)
 古来より身近な河川に生息しながらも、ほとんど無視され続けてきた不遇の貝カワニナ。近年注目を集めるも、それは「ホタルの餌」という理由からであり、その不遇ぶりは相変わらず。
 だが水槽で飼っていると、カワニナの働きぶりには驚かされるばかり。魚が食べ残した餌、糞、枯れた水草、そして死んだ魚。とにかく水を汚す原因となるものを片っ端から食べてくれるのだ。もちろんカワニナ自身も糞をするのだが、なぜか魚の糞ほど水を汚さない。適度に砂利に潜るので、底砂もいい状態に保ってくれる。さらにガラスに生えた苔まで掃除。つまり水換えと濾過器以外のメンテナンスを全て引き受けてくれているのだ。〔※1〕
 自然界でも彼等の役目は同じであろう。すなわち河川の掃除屋だ。カワニナが河川の浄化に果たしている役割は決して小さくないはず。少なくともゲンジボタルの比ではない。掃除屋が不遇なのはどこの世界でも同じだが、もう少し評価をして欲しいものである。
 ちなみに真っ黒な殻のカワニナも屋内で飼うと、写真の通り茶色の縞模様になる。これが本来の色なのだという。(ただし右上写真の手前2匹のような薄茶色になっている場合は栄養不足)
 なおウィキペディアでは「川螺」と表記されているが〔※2〕、「川蜷」と書くのが一般的である。<2007.10.26記>

〔※1〕特に上部式の場合、いつの間にか濾過槽にも進入しメンテナンスをしていることも間々ある。
〔※2〕2009年4月の版で修正されたようです。

カワニナ横姿 カワニナガラス面 カワニナ後姿



虹の魚
 レインボーフィッシュという素敵な名前の熱帯魚。その名の通り、光の加減でブルーや虹色に輝く様は本当に美しい。正確に書くと「Rainbow Fish」は主にメラノタエニア科に属する魚の総称で、ウチで飼っている魚はネオンドワーフレインボー(学名 Melanotaenia praecox )と呼ばれている。
レインボーフィッシュの仲間の生息域はニューギニア島周辺。実は絶滅危惧種が多いのだが、幸いこの種は水槽でも増えるほど繁殖が容易なため、養殖個体が安価で出回っている。もちろんウチで飼っているのも養殖個体である。
 この魚を買ったのは2002年秋。確か7匹買ったと記憶しているが、3年を過ぎたあたりから次々死亡し、去年の秋には僅か2匹のみに。次第に衰えて死んでいく様に寿命かと諦念していたのだが、残った2匹は今なお健在。間もなく飼育6年目に突入する。<2007.9.12記>

 2009年1月、3月に相次ぎ死亡。享年7才前後であろう。合掌。<2009.4.8記>

ネオンドワーフレインボー



沢蟹
 水槽データのところに書いた通り、ヨコエビを採取してきたら一緒に採った水草にこのサワガニが紛れていた。30℃の水温には耐えられないだろうと思っていたのだが、予想に反して順調に成長。5月の採取時には1cmだったのが今は2cmと2倍になった。当初は1cm足らずの小さなヤツがもう2匹いたのだが、いつの間にか失踪。コイツに食われたに違いない。
 ヨコエビもほとんど食い尽くし、今は川魚用の乾燥餌を器用な手つき(ハサミつき?)で食べている。だが、乾燥餌だけでは育たないだろう。そろそろ餌のことを考えてやる必要がありそうだ。<2007.9.1記>

 岩の隙間で動かなくなっているのを発見。死んだかと思ったが、別の場所からモゾモゾと御本人。そう、これは脱皮した抜け殻だったのだ。それにしても大胆な脱ぎっぷりだ。<2007.10.26記>

 2008年春、いつの間にか消えていた。水槽回りで干からびているかと思ったが、1年経った今も死骸は見つからず。もしかしたら屋外まで大脱走キメたのかも・・・<2009.4.8記>

サワガニ サワガニの抜け殻



にらめっこ
 「2003年の春に地元で採った」と先日書いたが大間違い。コイツは2002年の秋、大分県のとある川で採ったヨシノボリ。生息場所から考えて陸封型のルリヨシノボリだと推測されるが、ヨシノボリはどの種も似ているので判別には自信ナシ。立派な面構えのように見えるが、この写真の撮影は2004年2月だから、まだ推定年齢1才半の若かりし頃の御近影デアル。
 当時は全部で5匹おり賑やかな集団生活を送っていたのだが、4才を迎えた時はコイツとメス1匹の2匹に。その相方にも先立たれ老いて余生を送っていたが、4才半となった昨年末、遂に力尽きた。
 なお一番下の写真のヨシノボリはたぶん若かりし頃のコヤツだと思う。<2007.9.12記>

ヨシノボリ御近影



ボルネオプレコ
 学名 Gastromyzon punctulatus 。近縁種ホンコンプレコと同じくプレコと呼ぶが、ナマズ目のプレコとは違い、コイ目ドジョウ科の熱帯魚。姿もかわいいし動きもユーモラス。普通に売られていて価格も安い。それなのにGoogleで検索をかけても67件しかヒットしない。コリドラスは18,000件、ディスカスは25,300件もヒットするというのに・・・。(いずれも2004年2月28日現在)
 あまりに不遇なんでココに写真掲載。うまく撮れなかったので載せてないが、背中が縞模様になっている個体もいて、「実際に現地でもこれら二つのタイプは混棲〔※1〕」しているらしい。<2004.2.28記>

 その後・・・・・・
  左の個体:2006年春、行方不明に。岩の裏で死亡後カワニナの餌になったと思われる。
  右の個体:健在。
上の「続・ボルネオプレコ」参照。<2009.4.12記>
  
〔※1〕『東南亜細亜掬魚紀行』>フィールドリポート>Serian(2000-2002、Ichiro Ueno、2002.3.5更新版)[http://www2.neweb.ne.jp/wc/i-ueno/taeniata2.html]

ボルネオプレコ横姿 ボルネオプレコ上姿



茶色いスジエビ
 熊本市内の某湖から獲ってきたスジエビの中に1匹だけ混じっていた茶色い個体。何ヶ月飼っても茶色いままだったので、ヌマエビのような一時的な変色ではないようだ。図鑑でもネットでも見たことが無い。もしかしたら珍しいものかもしれない。
 2003年11月、死亡する直前に撮影。(弱って動きが鈍くなったので撮影できたのデス)<2004.1.17記>


茶色いスジエビ横姿 茶色いスジエビ上姿



のぞきみ
 2002年12月撮影。ヨシノボリ(左)がオトシンクルス(右)を襲う決定的瞬間!・・・・・・ではなく熱いキスを交わす瞬間!?真相はともかく互いに無関心な両種がここまで近づくのは珍しい。そして、物陰に隠れラブシーンを覗き見する黒メダカ。物欲しげな目の奥で何を思っているのやら。
 それぞれ別の水槽に移ったが、三者とも今なお健在。スケベは長生きということか?<2004.1.17記>

 その後の顛末・・・・・・
  オトシンクルス:2005年春死亡。オトシンネグロに比べれば遥かに短命であった。
  ヨシノボリ:
上の「にらめっこ」参照。
  黒メダカ:屋外のプラ舟に移ってから子宝に恵まれ、子孫繁栄の礎を築く。<2009.4.12記>

ヨシノボリ&オトシンクルス



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